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kddi ブロック チェーン マカフィーは1月15日、国内の企業ユーザー約5万社を対象とした2008年のコンピュータ脅威動向を発表した。リムーバブルメディアのAutorun機能を悪用して感染を広げるマルウェアが上位を占めた。
検知企業数およびマシン数別の上位を占めたのは、「Generic!atr」「Generic.dx」「Generic Malware.a!zip」で、いずれもリムーバブルメディアをコンピュータに接続した際にプログラムを自動実行するAutorun機能を悪用したものだった。
この種のマルウェアは2006年から観測されたが、2008年はオンラインゲーム情報を盗むマルウェアやバックドア型のマルウェアがこの機能を実装するようになり、感染が増加したという。
検知企業数で4位の「VBS/Psyme」は、SQLインジェクション攻撃などによって改ざんされたWebサイトを閲覧すると感染するタイプの1つ。2008年は、年間を通じてSQLインジェクション攻撃が多発し、検知数が増加している。
このほか、ランク外ながら2008年後半には米Microsoftが10月の臨時パッチ「MS08-067」で対処した脆弱性を悪用するワーム「Conficker」(他社では「Downadup」などの名称)が多数検知された。アンチウイルス機能を回避する手法が亜種ごとに進化し、対策の遅れが課題になっていると指摘している。
2008年ウイルスTop10(*はトロイの木馬)
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